「一兆ドルコーチ」を読んだ。
人気らしく市立図書館で予約して数ヶ月。
ようやく借りることができた。
著者はGoogleの元CEOエリック・シュミットとGoogleの元上級副社長ジョナサン・ローゼンバーグ。
グーグルやアップルなど、名だたるテック企業の幹部をコーチしてきたビル・キャンベル。
アメフトのコーチ経験をビジネスに持ち込み、創業まもないIT企業の幹部をコーチしてきた。
正直で謙虚な人材を見極める。
コーチャブルな資質とは、正直さと謙虚さ、あきらめず努力を厭わない姿勢、常に学ぼうとする意欲である。(p139)
コーチの能力はコーチされる側の資質があって初めて発揮される。
だからこそ、コーチされる側にも厳しい資質を求めたのだろう。
病床でのスティーブ・ジョブスとの交流が印象に残った。
コーチを受けた人々のコメントから人情味あふれる人柄が偲ばれる。
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